抱っこ紐を選ぶ際、どれが自分と赤ちゃんに合っているのか迷う方も多いですよね。
特に「アップリカラクリス」と「エルゴオムニブリーズ」は、どちらも人気の高いモデルで、多くのパパママが比較検討しています。
でも、実際の違いやメリット・デメリットを把握できていますか?
この記事では、両者の機能や特徴を詳しく比較し、どんな人にどちらが向いているのかを解説します。
抱っこの種類、装着のしやすさ、負担軽減機能、通気性、洗濯のしやすさなど、気になるポイントをチェックしていきましょう。
これを読めば、どちらの抱っこ紐が自分のライフスタイルにぴったりなのかがわかるはずです。
赤ちゃんと快適に過ごすためには、自分に合った抱っこ紐を選ぶことが大切です。
どちらを選べば後悔しないのか、迷っている方はぜひ最後まで読んで参考にしてください。
アップリカラクリスとエルゴオムニブリーズを比較!違いとは?
デザインと基本構造の比較
アップリカラクリスとエルゴオムニブリーズは、デザインや構造において大きな違いがあります。
ラクリスは日本のメーカーであるアップリカが開発しており、日本人の体型に合わせた設計が特徴です。
一方、エルゴオムニブリーズは海外メーカーのエルゴベビーが手がけており、欧米の体型にもフィットしやすい構造になっています。
ラクリスは、腰への負担を軽減するために広めの腰ベルトを採用しており、しっかりとしたサポート力を発揮します。
対してオムニブリーズは、肩と腰のバランスを考慮したデザインで、長時間の抱っこでも疲れにくい仕様になっています。
どちらも赤ちゃんの姿勢をしっかり支える設計になっていますが、体型や使用シーンによって適したものが変わってきます。
素材の違い
ラクリスはクッション性が高く、赤ちゃんの肌に優しい生地を使用。
一方、オムニブリーズは通気性に優れたSoftFlexメッシュ素材を採用しており、暑い季節でも快適に使えるよう工夫されています。
自分の生活スタイルや季節に応じて選ぶのがポイントですね。
使用可能なシーンと目的
抱っこ紐を選ぶ際に重要なのが、どのようなシーンで使うかという点です。
ラクリスは新生児期から3歳(体重15kg)頃まで使用可能で、家の中での抱っこや短時間のお出かけに適しています。
一方でオムニブリーズは、新生児から4歳(体重20kg)まで対応しており、長期間使えるのがメリットです。
また、ラクリスは腰への負担を軽減する設計が特徴で、短時間の抱っこを繰り返す場面で活躍します。
家の中での寝かしつけや、ちょっとした買い物など、頻繁に抱っこ紐を着脱する方には特におすすめです。
一方、オムニブリーズは肩と腰への負担を分散する設計で、長時間の使用でも快適に抱っこできます。
そのため、旅行や長距離の外出時に適しています。
どちらも赤ちゃんの快適性を考えた作りになっていますが、使用シーンに合わせて選ぶことで、より満足度の高い抱っこ紐を手に入れることができますね。

抱っこの種類と使用シーンを比較
対面抱っこ・前向き抱っこの違い
ラクリスとオムニブリーズの大きな違いのひとつが、抱っこの種類です。
ラクリスは「対面抱っこ」「おんぶ」「前向き抱っこ」に対応しており、基本的な抱っこの種類が揃っています。
一方、オムニブリーズは「対面抱っこ」「おんぶ」「前向き抱っこ」「腰抱き」の4種類に対応しており、より多様な抱っこスタイルを選ぶことができます。
前向き抱っこは、赤ちゃんが周りの景色を楽しめるため、お散歩や外出時におすすめのスタイルです。
ラクリスも前向き抱っこに対応していますが、オムニブリーズの方が赤ちゃんの成長に応じたフィット感を調整しやすい作りになっています。
特に好奇心が旺盛な月齢の赤ちゃんには、オムニブリーズの前向き抱っこが向いているでしょう。
対面抱っこはどちらも快適にできる仕様ですが、フィット感や通気性を重視する場合はオムニブリーズ、腰への負担軽減を重視する場合はラクリスがおすすめです。
おんぶや腰抱きは可能か?
おんぶのしやすさは、ママやパパの使い勝手に大きく関わってきます。
ラクリスもオムニブリーズも、おんぶに対応しており、赤ちゃんがしっかりと安定するように設計されています。
しかし、オムニブリーズは腰抱きにも対応しているため、より多様な抱っこスタイルを楽しむことができます。
腰抱きは、肩への負担を軽減しつつ、赤ちゃんが自然な姿勢でいられるメリットがあります。
特に、赤ちゃんが少し大きくなり、親と一緒に周りを見たい時期には便利な抱き方ですね。
ただし、腰抱きを頻繁にする予定がない場合は、ラクリスの方がシンプルな操作で使いやすいでしょう。
おんぶは、家事をする際や長時間の移動時に便利です。
どちらの抱っこ紐もおんぶしやすい設計になっていますが、オムニブリーズはクロスストラップで安定感を増すことができるため、よりフィット感を求める方におすすめです。

装着のしやすさと快適性の違い
装着方法とバックルの使い勝手
抱っこ紐の装着は、毎日の育児で何度も行う動作なので、使いやすさは重要ですよね。
ラクリスは、前面にバックルがあり、手を後ろに回さずに装着できるのが特徴です。
一方、オムニブリーズは背中でバックルを留める設計になっており、慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません。
ラクリスのバックルはシンプルな構造で、片手でも着脱しやすい仕様になっています。
特に赤ちゃんを抱っこしながら装着する場合は、この設計が便利です。
一方、オムニブリーズはバックルのダブルロック機能があり、安全性を高める工夫がされています。
装着のしやすさを重視するならラクリス、安定感を求めるならオムニブリーズが向いているでしょう。
自分のライフスタイルや装着の頻度を考えて選ぶことが大切ですね。
肩や腰へのフィット感
長時間抱っこをする場合、肩や腰への負担は大きなポイントになります。
ラクリスは腰ベルトがしっかりしており、腰へのサポート力が強いのが特徴です。
一方で、オムニブリーズは肩ストラップがクロス装着できるため、肩全体に負担を分散しやすい設計になっています。
ラクリスの腰ベルトは幅広で、しっかりと体にフィットするため、腰への負担を軽減してくれます。
腰痛が気になる方におすすめの設計ですね。
オムニブリーズは肩ストラップが厚めに作られており、肩への負担が少なくなるよう工夫されています。
どちらも負担軽減を考えた作りですが、腰へのサポートを重視するならラクリス、肩へのフィット感を重視するならオムニブリーズが良いでしょう。
動きやすさ・負担の少なさ
赤ちゃんを抱っこしながら動く場面は多いため、動きやすさも重要な要素です。
ラクリスは体に密着するデザインで、歩いていても安定感があり、動きやすいのが特徴です。
一方、オムニブリーズはストラップがしっかりしている分、動きやすさではやや劣るかもしれません。
ラクリスは特に日本人の体型に合うよう設計されているため、装着した際のフィット感が抜群です。
走ったり階段を上ったりする際も、しっかりと赤ちゃんを支えてくれます。
オムニブリーズは肩ストラップの調整がしやすいため、体格に合わせてフィット感を調整できるのがポイントです。
よりアクティブに動く方にはラクリス、安定感を重視したい方にはオムニブリーズがおすすめですね。
新生児からの使いやすさを比較
首すわり前の赤ちゃんに適しているか?
新生児の首はまだすわっておらず、サポートが必要です。
ラクリスは新生児の首をしっかり支える「首マモール」機能があり、安心して使える設計になっています。
一方、オムニブリーズも新生児から使用可能ですが、特に首のサポートに特化した機能はありません。
ラクリスの「首マモール」は、赤ちゃんの頭と首を優しく包み込む設計で、新生児期の使用に特化しています。
そのため、生後間もない赤ちゃんでも快適に抱っこできます。
オムニブリーズは、インサートなしで新生児から使えるものの、首の支えが少ないため、注意が必要かもしれません。
新生児期からしっかりとしたサポートを求めるなら、ラクリスの方が安心感があるでしょう。
成長に合わせた調整機能
赤ちゃんはどんどん成長していくため、抱っこ紐も成長に対応できるかが重要です。
ラクリスは、成長に応じてフィット感を調整できる機能があり、長く使える仕様になっています。
オムニブリーズも、肩ストラップやウエストベルトの調整機能が充実しており、幅広い体型の赤ちゃんに対応しています。
ラクリスは特に、新生児期からの使用に適した調整機能が充実しており、成長とともにフィット感を変えながら使用できます。
オムニブリーズは、新生児期から幼児期まで長く使える設計ですが、特に大きくなった赤ちゃんにはより快適なフィット感を提供できます。
どちらも成長に合わせて使える抱っこ紐ですが、より細かく調整したい方にはオムニブリーズ、シンプルに使いたい方にはラクリスが向いています。
サポート機能の充実度
赤ちゃんの安全性や快適性を考えると、サポート機能の充実度も見逃せません。
ラクリスは腰ベルトや首マモール、ハイポジションシートなど、赤ちゃんをしっかり支える機能が揃っています。
一方、オムニブリーズも肩ストラップの調整機能や、通気性を考慮した設計があり、快適な抱っこができます。
ラクリスは特に新生児のサポートに優れており、首や腰をしっかり支えることで、安全な姿勢をキープできます。
オムニブリーズは、肩ストラップのフィット感を調整しやすく、体に馴染む形で抱っこできるため、快適性を重視する方に向いています。
サポート機能を重視する場合は、ラクリスの方がより細かい配慮がされているため、新生児期から安心して使えるでしょう。
通気性と素材の特徴をチェック
どんな素材が使われている?
抱っこ紐の素材は、赤ちゃんの快適性に直結する重要なポイントです。
ラクリスは柔らかいクッション素材を使用しており、赤ちゃんの肌に優しい仕様になっています。
一方、オムニブリーズはSoftFlexメッシュを採用し、通気性の高さが特徴です。
ラクリスはクッション性のある生地で、ふんわりとした抱っこが可能です。
特に冬場には暖かく、快適に過ごせるでしょう。
オムニブリーズは全面メッシュ素材を使用しており、熱がこもりにくい設計になっています。
素材の選び方は、使用する季節や赤ちゃんの肌質にも影響を与えます。
肌触りを重視するならラクリス、通気性を優先するならオムニブリーズがおすすめですね。
暑い季節でも快適に使えるか?
夏場に抱っこ紐を使うと、赤ちゃんも親も汗をかきやすくなります。
オムニブリーズは全面メッシュ素材を採用しており、通気性が高いため、暑い時期でも快適に使用できます。
ラクリスもメッシュ部分がありますが、オムニブリーズほどの通気性はありません。
そのため、夏場の使用頻度が高い場合は、オムニブリーズの方が適しているでしょう。
一方で、寒い季節に使うことが多いなら、ラクリスのクッション性の高い生地が温かみを感じさせてくれるはずです。
通気性を重視するならオムニブリーズ、オールシーズン使いやすいものを選ぶならラクリスが良いでしょう。
赤ちゃんの肌への優しさ
赤ちゃんの肌はとてもデリケートなので、抱っこ紐の生地が肌に優しいかどうかも大切なポイントです。
ラクリスは柔らかい生地で、クッション性もあるため、赤ちゃんの肌に負担がかかりにくい設計です。
オムニブリーズはメッシュ素材ですが、やや硬めの感触があります。
そのため、肌が敏感な赤ちゃんには少し気になることもあるかもしれません。
ただし、通気性が良いため、汗による肌トラブルを防ぐというメリットもあります。
肌触りの良さを優先するならラクリス、汗のムレを防ぐことを重視するならオムニブリーズが向いていますね。
腰や肩への負担軽減機能を比較
腰ベルトのサポート力
長時間抱っこをすると、腰への負担が気になりますよね。
ラクリスは腰ベルトが広めに設計されており、腰への負担をしっかりと軽減してくれます。
一方、オムニブリーズは腰ベルトに加えて肩ストラップの工夫で負担を分散する仕組みになっています。
ラクリスの腰ベルトは、腰をしっかりホールドしてくれるため、特に腰痛がある方には安心感があります。
オムニブリーズは腰だけでなく肩にも負担が分散される設計のため、体全体で支えたい方にはおすすめです。
腰を重点的にサポートしたいならラクリス、全体的なバランスを重視するならオムニブリーズが良い選択肢ですね。
肩パッドのクッション性
肩の負担を減らすために、抱っこ紐の肩パッドのクッション性も重要です。
ラクリスの肩パッドは比較的厚めで、圧力を分散しやすくなっています。
一方、オムニブリーズは肩ストラップの幅が広く、体全体に負荷を分散できるのが特徴です。
ラクリスはクッション性が高いため、肩への衝撃を和らげやすい仕様になっています。
オムニブリーズはストラップの形状が独特で、体全体にフィットしやすい作りです。
肩の負担を和らげたいならラクリス、肩と腰のバランスを考慮するならオムニブリーズがおすすめですね。
重さの分散機能
抱っこ紐の設計によっては、赤ちゃんの体重が特定の部分に集中してしまうことがあります。
ラクリスは腰ベルトがしっかりしているため、体重を腰で支える仕様です。
一方、オムニブリーズは肩と腰にバランスよく重さを分散できる構造になっています。
ラクリスは腰をしっかりサポートするため、腰を軸に抱っこするスタイルです。
オムニブリーズはクロスストラップによって肩への負担を軽減できるため、長時間の抱っこでも疲れにくくなっています。
腰で支えるのが楽な方にはラクリス、体全体で負担を分散したい方にはオムニブリーズが向いていますね。
アップリカラクリスとエルゴオムニブリーズのまとめ
それぞれのメリット・デメリット
アップリカラクリスとエルゴオムニブリーズ、それぞれに特徴があり、どちらが優れているかは使用する方のライフスタイルによって異なります。
ラクリスのメリットは、日本人向けの設計で装着が簡単なこと、腰への負担が少ないこと、そして新生児期からのサポート機能が充実している点です。
一方で、通気性ではオムニブリーズにやや劣るというデメリットがあります。
オムニブリーズのメリットは、
- 通気性が抜群で長時間使用に向いていること
- 抱っこの種類が豊富で成長に合わせた使い方ができること
- 肩と腰のバランスを考えた負担軽減設計になっていること
ただし、装着にやや慣れが必要な点がデメリットとなるかもしれません。
どちらも素晴らしい抱っこ紐ですが、自分の優先したいポイントを考えて選ぶことが大切ですね。
どちらを選ぶべきかの結論
選び方のポイントとして、「短時間の抱っこが多い」「腰の負担を減らしたい」「装着が簡単なものがいい」ならラクリスがおすすめです。
一方、「長時間の抱っこが多い」「通気性を重視したい」「抱っこの種類を増やしたい」ならオムニブリーズが適しているでしょう。
また、ラクリスは新生児の首や腰のサポート機能が充実しており、特に赤ちゃんが小さいうちからの使用に向いています。
オムニブリーズは体重制限が高く、長く使える設計になっているため、成長してからも快適に使用できます。
どちらを選んでも、それぞれのメリットを活かせる環境であれば、満足のいく抱っこ紐選びができるはずです。
自分に合った抱っこ紐を見つけよう

抱っこ紐選びは、赤ちゃんだけでなくパパママにとっても快適な育児生活を送るための大切なポイントです。
今回比較したアップリカラクリスとエルゴオムニブリーズは、どちらも魅力的な機能を持った抱っこ紐なので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要ですね。
本文を執筆しながら改めて感じたことは、抱っこ紐は単なる育児アイテムではなく、親と赤ちゃんの大切な時間を快適にするためのツールだということです。
どちらを選ぶか迷っている方も、この記事を参考に、自分にとってベストな抱っこ紐を見つけてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!この記事が抱っこ紐選びの参考になれば嬉しいです。
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